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喪中はがきについて

喪中の期間に注意すること

喪中期間の注意と控えるべきこと

家族が亡くなることで悲しみが増える期間でもある喪中ですが、 この期間に控えるべきことがいくつかあります。
昔から、喪に服すということで、 晴れやかなお祝い事や旅行などは慎むこととされてきました。
それは、日本で古くから死を穢れとすべきという考えがあり、 死者のいる家からの穢れを、他の家やお祝いの場へ持ち込んではいけない、 とされていたからと言われています。
現在でも忌中である四十九日法要を終えるまでは、 故人に哀悼の意を表す意味でも派手なことやお祝い事は控えるようにしましょう。
しかし予め決まっていた結婚などの場合、 喪中であってもしてはならないというルールはありません。
結婚式に招待された場合は、 喪中である事情を説明し、出席は控えた方がよいでしょう。
また神社への参拝や初詣でえすが、神道においては死が穢れであるため、 忌中のときのみ控えるべきと言われており、 忌中を過ぎれば参拝をしても良いとされています。
お寺の場合は忌中であっても、お参りに訪れても問題ありません。

喪中はがきを出す注意点

喪中はがきは喪中であることを知らせることではなく、 年賀欠礼のお詫びをするものです。
そのため、葬儀に参加されたからと喪中はがきを出さないことは、 失礼にあたる場合があるので注意しましょう。
また喪中はがきは二親等までの親族に不幸があった場合に出すことが一般的ですが、 二親等である祖父母の場合でも、喪中はがきを出すかどうかは本人の気持ち次第です。
自分と個人との続柄や関係によって判断しても良いでしょう。
喪中はがきを出す時期は、年が明ける前に届くように出せば問題ないでしょう。
しかし年賀状の準備などがあるため、 11月中旬から12月初旬には届くように出す人が多いようです。
喪中はがきの場合は「年賀」という言葉や、 「拝啓」「敬具」といった言葉も使用しないように注意しましょう。
喪中を知らずに年賀状が届いた場合は、寒中見舞いを出すと良いでしょう。

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