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年賀状について

お年玉付き年賀のはじまり

お年玉付き年賀状の歴史

年賀はがきは、100.0mm×148.0mmのサイズで販売されている郵便はがきの一つで、
年賀の挨拶状に使用されたことから年賀状とも呼ばれます。
歴史書などを研究する古文書学では、
歴史文書料紙などの右端に覚え書きや注釈等を書き記すことを「端書」と呼び、
江戸時代の金銭関係の催促状や通知文書を「端書」と呼んでいたことから、
郵便制度の普及と共に「葉書」という表記になったとされています。
お年玉付き年賀はがきの歴史は、
本田宗一郎と親交のあった浮谷東次郎と、
「カラス」と呼ばれたS600のレーシングカー製作や設計で知られる「童夢」設立者、
林みのるの父である林正治が、
1949年に郵政大臣に対して、
宝くじ付き年賀はがきのサンプルやポスターの図案を含めた宣伝方法、
景品などの具体的な企画提案を行ったことに始まります。
しかし林正治の提案は、戦後の物資不足や日本経済の混乱期でもあったことから、
数回にわたり却下されています。

年賀葉書の現在の状況

林正治の再三にわたる交渉の結果、
1949年11月14日 「お年玉つき郵便葉書等の発売に関する法律」が公布され、
1949年12月1日に一般に販売開始されました。
現在は、原則として毎年11月1日に、
総務省所管の特殊会社である日本郵政グループの、
郵便事業の運営と郵便局の運営を行う日本郵便株式会社が販売しています。
宝くじ付き年賀葉書発売初年度の1949年には1億8千万枚が販売され、
1999年度にはワープロの急激な普及もあって42億5千万枚とピークとなり、
以後は電子メールやSNSなどの普及により年賀はがきの発行枚数が減少し、
2014年度には32億1千万枚強となっています。
お年玉となる景品も、1949年はミシンや純毛服地などでしたが、
現在は液晶テレビや国内旅行、パソコンセットなどから選ぶ形になっています。
宝くじ付き年賀はがきの成功を受けて、
現在、「かもめ~る」の愛称で知られる「暑中見舞用郵便はがき」が、
1986年より宝くじ付き年賀はがきと同様に、宝くじ付きで販売されています。

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