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年賀状について

年賀状で間違いやすい表現

知らずに使っている年賀状の失礼な表現

新年の挨拶となる年賀状。
一般のハガキとは異なり、表現などに間違いを見つけてしまった場合は
気分のよいものではありません。
知らず知らずに使っている文言でも、失礼にあたることがあります。
心を込めて出す年賀状です。
読んで喜んでもらえるよう、年賀状の正しい表現についてご紹介します。

間違いやすい、間違いに気づきにくい表現

年賀状でよく使っている文言でも、間違っているとは気づかずに
使い続けているものがあります。
以下は間違いやすい表現や漢字です。

① ×新年明けましておめでとう → ◎明けましておめでとうございます.
この場合「新年」と「明けまして」が重複しているので間違いです。

② ×平成○○年 一月元旦 → ◎平成○○年 元旦
元旦は一月一日の朝という意味があるため「一月」は不要です。

③ ×謹賀新年 明けましておめでとうございます → ◎謹賀新年
 「謹賀新年」という賀詞と「明けましておめでとうございます」が重複しています。

④ ×去年 → ◎昨年
去年は忌み言葉なので、「昨年」や「旧年」に変えましょう。
他にも「枯れる・破れる・失う・倒れる・滅びる・衰える」などの
忌み言葉は使わないように気をつけましょう。

⑤ ×A Happy New Year → ◎Happy New Year
不自然なので「A」を取って「Happy New Year」としましょう。

⑥ 漢字の間違い
PCで年賀状を作る人が増えたため、変換ミスによる漢字の間違いが多いようです。
×ご慈愛 → ◎ご自愛
×勤賀新年 → ◎謹賀新年
×板東 → ◎坂東
×甲 → ◎申
漢字の間違いは、表現と違って気をつけてチェックすれば防げるものです。
特に、新年早々から氏名の間違いは非常に失礼にあたるので、
十分気をつけましょう。

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